こんにちは。@toppyです!
皆さんわかりますか。お酒をある程度飲むと聴覚が鋭くなる現象。あの感覚の状態で音楽を聴くと頭いっぱいに音が広がるんです。
あるシンガーソングライターの武道館ワンマン公演に友達と二人で行ったときの話。
「お酒を飲んでテンション上げてライブを楽しもう」
と話して二人で9%のデカ缶を開けた。天井から垂れた暖かい光に包まれてアーティストが観客の前に顔を出したとき、僕たちは感動で声を上げてしまった。1曲目が始まってふと横の友達に目をやると顔を下に向けてふらふらと横に揺れていた。やってしまったと思った。お酒を飲むと眠くなる友達に9%のデカ缶は睡眠薬でしかない。その友達は爆睡していたのだ。
お酒を飲んでライブに参戦する時はほどほどに。今回は
ポイント
#4「邦楽おすすめ」酔って眠くなるときに聴きたいおすすめ曲
を紹介していきたいと思います。
#4 酔って眠くなるときに聴きたいおすすめ曲
BURNABLE/UNBURNABLE /「ノンアルコールで酔う」
恋愛感情を抱いて赤く火照っている自分を酔っていると錯覚してしまう。ファンタジックな世界観の楽曲で歌われる内容は一人の女性の愛らしい恋の物語。
“夜風がひやりと頬をなでてなびく照れ隠す酔ったふり 膨らむ期待ばかり君に夢中でもいいかな?”
一番楽しい時間。
“負の感情を肯定するダークポップアーティスト”がキャッチコピーのBURNABLE/UNBURNABLE (バーナブル・アンバーナブル) 彼女らの初の有観客ライブはドレスコード有りで招待状付きでの開催である。どんなライブになるのか誰もが足を運びたいと思っただろう。
Cody・Lee(李)/キャスパー
男女のとある夜を覗いているような「キャスパー」。ひとつひとつの仕草が容易に想像できる歌詞が男女のツインボーカルによって会話のように歌われていく。
“公園で二人は酔っ払う” “くだらない夜に溶けていくたまには何かを吐き出そう”
コンビニでお酒を買って公園で飲む。居酒屋の後の公園ほど感慨深いものはない。
YouTubeチャンネル『みせたいすがた』で2021年4月から配信された『惑星サザーランドへようこそ』というドラマの主題歌。落ち着いたイントロがドラマの主人公の淡々とした性格みたいだと思った。
um-hum/凡能
畳み掛けられるサビが待ち遠しい。そんな気持ちがボーカル小田乃愛の焦らしてくるような歌声でさらに高まる。高級感のあるジャズサウンドに活かしたろんのギターソロがかっこいい。
“ただ退屈な ただ退屈な 今だけを変えたいさ”
洒落た道、酒を片手に友達同士であてもなくぶらつくMV。心の声は浮き彫りになる。
酔っていてもふと現実に戻されるときあるよね。
um-hum(うんうん)のメンバーである高校時代からジャズプレイヤーとして活躍し、YouTube登録者数100万人を超えるレイクレにギタリストとして紹介されたろんれのん、学生時代からソロの楽曲も作詞作曲していた小田乃愛など個人のスキルも長けている。
a子/drug
ウィスパーボイス、ブレスを多く用いた歌声は非常に個性的。病んでいるかのような暗い雰囲気に沼ってしまう。
“愛せはわかるって言い訳している日々ばかり”
恋愛関係にある彼とうまくいっていない彼女の心の闇を表現した曲のように思えます。
お酒もdrugと変わらない。泥酔したら元も子もない。
兵庫県出身のシンガーソングライターであるa子は独特な世界観を持ち人気急上昇中。最近では「情緒」のMVがいままでにないほど話題になっている。
ステエションズ/VIDEO
最後で曲の雰囲気が一変する。掃き溜めのように言いたいことが蓄積されていく曲の前半。それが強い訴えとなってラストで吐き出される。アウトロのギターのサウンドがその余韻となって残る。
MV前半の現代的な音声とイントロの楽器隊の後ろで鳴るガヤの声が酔った自分を現実に引き戻しているかのようだ。
ステエションズはロック、ヒップホップなど様々な要素が溶け込んだサウンドと独自の世界観が漂う歌詞を武器に、関西で主に活動中。「CLASSIC」という楽曲がTikTokで話題になった。