こんにちは。@toppyです!
普段は音楽に関する記事を書いています。
皆さん。ドキュメンタリー映画「14歳の栞」は聞いたことありますか。
実在する中学校の2年6組の生徒35人に完全密着した映画です。
私はその映画について有名映画評論系tiktokerから知り、ずっと見たかったんですけど、上映期間を逃してしまいました。
しかし、「14歳の栞」が今再上映をしているらしく私は急いで観に行きました。
映画「14歳の栞」を見て自分の中学生時代を語りたい。(感想)
「14歳の栞」のあらすじ
埼玉県にあるとある中学校の3学期が終わりに差し掛かる「2年6組」35人全員に密着し、ひとりひとりの物語を描いたドキュメンタリー映画。
クラス全体の動きや表情の変化を感じ取る映画ではない。35人の生徒を順番にインタビュー、密着していき全員が終わるタイミングで映画の本編は終了する。「生徒紹介」みたいなものだ。
感想
とりあえず懐かしい。
シアターに入る前に配られた「14歳の栞便り」。懐かしい。
この白黒ででっかい見出しがあってフリーのイラストが載ってる手紙。思い出した帰りの学活のときに前から回ってくる手紙。確かにこんなんだった。
今になると埃が舞うほど探しても見つからない。あれほど毎日貰ってたのに。愛しい存在である「それ」は、あの時は億劫で仕方なかった。
毎日配られる度にちっちゃく折り曲げてゴミ箱に捨てていたな。バレたら地獄だけど。
ブロガーのみんなは「14歳の栞便り」を見て記事のように見えたに違いない。職業病。
給食をもう一度食べたい。給食を食べる前の放送委員会のアナウンス。デザートについてくるちっちゃいゼリー。中学校は机をくっつけて食べていたけど、今思えばみんなとどんな会話をしていたんだろと思う。
忘れてはなかったけど、思い出せなかった記憶の一部が表に出てきた。
自転車通学も懐かしい。
これは卒業式を終え中学校と別れを告げた帰り道にも関わらず、リュックを学校に忘れた友達。
私の通っていた中学ではヘルメットを付けないで学校に行くと自転車1週間使用禁止という罰則があった。
入学式から卒業式。部活に行く時も自転車は欠かせない存在だった。ヘルメットは黒い傷でいっぱいになるまで使い込んだ。
朝寝癖がひどいときに、髪を水で濡らしてヘルメットを付けて直していた。だからいつもぺったぺたの髪型だった。
中学生ってこんな大人だったっけ
作中の中学生一人一人しっかり自分の考えがあって行動している。
「なんであの子はこういうことをするのだろう」「なぜあの子はそのように生活してるのだろう」と言う中学生の頃の疑問の答え合わせをした気がした。しっかり意味があって行動している生徒たちが逞しく見えた。
それを気づけなかったのは今思い返すと私が中学生の頃は周りの人達が「どんなことを考えているのか」気にも留めてなかったからだ。
自分がいた気がした
前より令和の中学生はインターネットと密接になっているのは間違いない。みなさんがスマホを持った頃の記憶を覚えているか。今では昔と違い中学生でもスマホを持っている。
私が感じた疑問は「今の中学生はどんな遊びをしているのだろう」ということだ。
35人の生徒の私生活まで密着した映画であるため、彼らの遊んでいる姿を見ることができる。
人それぞれ違った私生活がある。ウィンドブレーカーを着ながらショッピングに行く男の子を自分に当てはめて考えた。
わかったことは中学生の私がいた気がしたことだ。自分ならどんな生徒と似ているのかを考えてみることができり面白い映画の見方だ。
私の中学生時代の遊びルーティンはコンビニのイートインで友達と3時間ぐらいゲームをすること。
最後に
まだ大学生の私であるが、この映画を見て生徒目線ではなく先生目線で見ていた自分がいました。
「学校の先生っていいなー」と思いました。
まだ配信、DVD化は考えていないそうですが、今後の進展に期待です。